

オーナメントのように壁を飾る
写真が踊る立体フォトフレーム


写真が踊る立体フォトフレーム
フォトフレームは主役である写真を引き立てるもの。
たいてい色や形は控えめです。
ただ写真や絵はがきを壁に飾るときには、オーナメントのようにボリュームのあるフォトフレームがあってもいいのでは?
そのものをインテリアとして楽しめるくらい存在感があるフォトフレームを、DIYならではのちょっと斬新なデザインで考えてみました。
作るもの
この作品のいちばんの特徴は、縁の広い5つのフレームを連結してボリュームのあるひとつの作品に仕上げているところです。
ただまっすぐにつなげるだけでは単調になってしまうので、上から下に転がるような動きが出るように各フレームを不ぞろいに傾けています。
フレーム同士を重ねていることとの相乗効果もあって、立体的に見えるところもポイントです。

作り方
表板と裏板は飾る写真のサイズやフレーム部分のスペースを考えて決め、カットサービスでカットしてもらいましょう。 今回の作例ははがきサイズの写真を入れるために、表板(ベニヤ)を180×250mm、裏板(MDF)を170×240mmのサイズで各5枚用意しました。
好みのサイズで作る場合、裏板は重ねたときに4辺それぞれに5mmの余裕ができるように、タテ・ヨコを10mmずつ小さくしてください。
SECTION.1
窓あけ用の線を引く
表板に窓をあけるための線を引きます。
窓は写真よりもひと回り小さいサイズにしたいので、タテ・ヨコそれぞれが5mm小さいサイズで切り抜く線の下書きをしましょう。
窓は板のセンターになるように位置を決めてください。
角度を変えて5枚に加工するので、窓と同じサイズの型紙を作っておくと作業が楽になりますよ。

残りの4枚は15°、30°、45°、傾き方が反対の15°と窓に角度をつけます。
適当な位置に分度器で角度を測った基準の線を1本引いておいて、それと平行になるようにセンターに型紙を置いて線を引いてください。
位置は見た感じの検討で決めてOKです。


窓の枠線を下書きした板を並べてみました。
どうでしょう、窓の角度が少しずつ違っていることで、転がるような動きが感じられませんか。

SECTION.2
窓を切り抜く
窓の切り抜きには、壁に穴をあけるときなどに使う引き回しノコという特殊なノコギリを使います。
このノコギリは先端がキリ状になっているので、最初に先端を板に当ててぐりぐり回して穴をあけます。

十分な大きさの穴があいたらそこからノコギリを差し込んで、線の内側に沿って直線を切っていきます。角まで切ったら、新たに穴あけて残りの直線を切りましょう。

4ヵ所の直線を切り終えたら、切り残っている角の部分をすべて切って窓を切り抜きます。

SECTION.3
表板を塗る
表板はカットした部分のバリやささくれを取り除いておきます。
板の外側と抜いた窓の内側を80番程度の粗目のサンドペーパーで磨いて、指に引っかかるところがないように均しておきましょう。

窓の角度に合わせて表板を複数の色で塗りわけます。
これも動きを見せるための一工夫です。色の組み合わせはお好みで。
窓の枠を境目にして2色以上を使って塗りわけましょう。

SECTION.4
裏板を貼る
続いて裏板を貼り合わせる準備をします。
裏板に窓の位置を写すため、表板を重ねた状態で窓枠に沿って線を引きます。
裏板には上下がわかるように矢印を書いておきましょう。

裏板は先ほど引いた線の5mm外側にもう1本の線を引き、その線に重ねないように両面テープでスペーサーを貼ります。
このとき左右のスペーサーの間隔を少し広くしておくと、写真を出し入れしやすいです。
上側はスペーサーを貼らないで写真の差し込み口としてあけておいてください。

裏板からはみ出したスペーサーを板の縁に沿ってカッターで切り落とし、スペーサーの表面に両面テープを貼ります。

裏板に引いた窓枠の線と表板の窓枠の位置を合わせて重ね、上からしっかり抑えて2枚の板を接着します。
残りの4つも同様に作業してすべてのフレームを完成させましょう。

SECTION.5
フレームを連結する
いよいよ仕上げです。 壁に吊るしてみたときに動きを感じられて、それでいてバランスのよい配置になるようにフレームの順番や取り付け位置を決めましょう。 すべてのフレームの窓が水平を保つようにしておくと、飾ったときに写真を見やすいですよ。
連結は、フレーム同士が重なるところに木工用接着剤を塗ってクランプではさんで圧着します。 このまま接着剤が固まるまで1日おいて確実に接着してください。 しっかり接着できない場合は、裏側からネジを打って固定しましょう。

完成!
実際には5つのフレームは平面的につながっているのですが、角度をずらして連結することでまるでフレームが転がっているような動きを見せています。 それでいてすべての窓は水平を保っているので、写真が見にくくなることはありません。 写真の飾り方や見せ方に一工夫したいな、とアイデアを探すことがあったらこの少しかわったフォトフレームを試してくださいね。
この後、いちばん上のフレームに額用の吊りカンを取り付けたら、立体フォトフレームの完成です。

透明の窓は、写真と同じサイズにカットしたPET板を上側の差し込み口から写真と一緒に挿入してセットします。


この作品を作るのに必要な材料
- 表板:ラワンカットベニヤ 4×900×900mm 1枚
- 裏板:MDF 2.5×900×900mm 1枚
- 窓用透明板:PET板 0.5×300×450mm 1枚
- マルチスペーサー:1.0mm 50×480mm(1袋)
- 額用吊りカン 1個
材料は以下からご購入いただけます。
- ※ロイモールで取り扱いのある商品のみ掲載しております。
- ※店舗によってお取り寄せとなる商品、またはお取り扱いがない商品がございます。
- ※水性多用途塗料はメーカー直送になります。お届けまでにはお時間を頂戴いたします。
- ※水性多用途塗料は他の商品と一緒に注文できません。お手数ですが別々にご注文願います。
29件あります
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(18mm×18m)手切れ性能が良く直線・曲線とも貼りやすいマスキング449円493円
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