初めての塗装でもカンタンに♪ワインボックスを塗装でオシャレに変身!

DIYチャレンジ第3弾!今回のテーマは塗装です。実は西の得意分野だったりします♪
ワインボックスを塗装でオシャレに変身!職人さんのような玄人技術がなくても、簡単に「それっぽい雰囲気」が出せて、初心者にもトライしやすい塗料をご紹介します!
今回はミルクペイントとビンテージワックスの2種類を使って、テイストの違う2つのワインボックスを仕上げます。何を入れようか、どこに置こうか…楽しく悩んでしまいそうな、色々な使い方ができそうですよ!

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塗装をはじめる前に

今回使った材料1 今回使った材料2

ミルクペイント

今回はピスタチオグリーンを使って塗装した後、ダストメディウムでホコリや汚れでかすれた様なイメージを出したいと思います♪
M1.jpg (1)ボトルを開封する前によく振ってください。まず塗りにくい所から始めましょう。塗装は薄塗りが基本!塗料を刷毛の2/3程度よく含ませ、余分な塗料を容器の端などでしごいてから塗りましょう。
M2.jpg (2)塗り始めは四隅と四辺から始めます。 たっぷり塗りすぎると乾きムラなどが出てしまいます。ミルクペイントは2度塗りで仕上げるので、薄く、を心がけましょう。
M3.jpg (3)内側が塗り終わったら外側を塗っていきます。
※フチを塗るのを忘れずに!
M4.jpg (4)薄塗りをしたので、全ての面を塗り終える頃には殆ど乾いていましたが、2度目の塗装はしっかり乾いてから行いましょう(使用する塗料や季節により異なります)。
※刷毛はその間、乾燥しないようにジップ付ビニール袋などで密閉しておきます。
M5.jpg (5)続いて2度塗りをします。
1度目のときはワインボックスのロゴ部分は薄く見えている状態でした。2度塗りをするとすっかり隠れました。もう1度よく乾かします。
M6.jpg (6)しっかり乾燥したら今度はダストメディウム使って、ほこりや汚れでかすれた感じを出していきます。 その前に、やすりがけ(#240)をしましょう。
M7.jpg (7)刷毛や布など、塗装する道具はいくつかありますが、今回は布(ウエス)でやってみようと思います。うまくいくかな…
布にダストメディウムを少量つけて叩いてみたり、サッとのばしてみたり…色々試してみました。
M8.jpg (8)ここがセンスの見せどころだったんですが…こんな感じの出来上がりです。

★Point★
徹底して薄塗り!それでも塗りすぎでムラができてしまったら、よく乾かしてからヤスリがけしましょう。
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ミルクペイントのちょっとマメ知識

1.トップコートクリア

最初は乳白色ですが乾くと透明になりツヤを出せる上塗り塗料です。
手垢などの汚れや紫外線から守ることができます。きれいに長く使いたいものに塗って下さい。

2.クラッキングメディウム

上に塗った塗料をひび割れさせて下地の色を出すことができます。
まず下地となるミルクペイントを塗り、クラッキングメディウムを塗ったあと、ひび割れさせたいミルクペイントを塗ります。

3.プラスターメディウム

漆喰のような質感が出せる下塗り塗料です。塗った後に、フォークや木ヘラなどで模様を描くこともできるのでお好みの模様を描いてみましょう。その上にミルクペイントを塗って仕上げます。

4.アンティークメディウム

傷つきやすい所や汚れやすい所を重点的に塗装すると古びた風合いを出せる茶色の上塗り塗料です。
年代物のアンティーク調に仕上げたい場合にお使い下さい。

ビンテージワックス

今回はエボニーブラックを使ってみます。一度塗って、乾かしてから布で磨きこすりすることで、
木目の残るちょっと古ぼけたビンテージ感が出せます♪
(1)同じく内側から塗ります。手が荒れるのでポリエチレン製の手袋(付属)をつけます。ビンテージワックスはちょっと硬めなので、四辺は歯ブラシを使って塗りこんでみました…が、四隅がなかなか塗れない!というハプニングが。
四隅は細長いもの(竹ひごなど)で塗った方がいいかもしれません。
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(2)説明書では靴みがき用ブラシを用意とありますが、今回、面は塗りやすいのでスポンジを使いました。塗り込むようなイメージでやってみてくださいね。
塗ってみると、木の質や断面によって、ビンテージワックスの染み込み方が違いました。

やはりこれも薄塗りが基本!あまり濃い色にしたくない場合は、早めに布でこするのもひとつの方法かもしれませんね。

★後日日記に乾かす時間を変えて布でこすってみたものを載せていますので見てみてください
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(3)乾かして、布(ウエス)で磨くようにこすりました。今回、ワインボックスのロゴは残っています。ちょっと古いもののイメージは出たかな、と思います。 vin3.jpg
(4)24時間経った後、布(ウエス)でこすってもワックスがつかなくなるまで磨き込んだら、完成です。 vin4.jpg
後日日記 ミルクペイント
  • やはり基本は薄塗り!たっぷり塗りすぎるとムラになり仕上がりにも影響します。
  • 今回は刷毛で塗りましたが、ローラーを使った方法もあります。仕上がりの質感がまた違って面白いですよ(写真1参照)
  • ミルクペイントのボトル1本で、今回のワインボックス3箱は塗装できると思います。
  • ダストメディウムの他にクラッキング(ひび割れ)を作る塗料など、他に味のある効果をつけられる塗料もあります(写真2参照)
ローラー塗り 刷毛塗りcracking.jpg
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  • 選ぶ色によっても古ぼけ感が違います。エボニーブラックは、屋外の長期経年劣化のイメージになったかな、と思います。
  • 塗る前に少しキズをつけたりすると、よりリアルな古びた感じを出せます。
  • 付属の手袋は薄いので、ワックスが通って結構手が汚れてしまいました。気になる方、肌の弱い方はもう少し厚手のビニール手袋をご用意ください。
  • 布でこする時間は30分と3時間後ではあまり変化は見られず。5分はごく薄く色がついた感じでした。
乾かす時間による色味の違い

※この企画でロイヤルホームセンター習志野店園芸担当のSさんにご協力いただきました!
ステキなお花アレンジでテンションMAXでした♪

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