外観イメージを一新する
ブロック塀の塗り替え方
DIYで住まいの美観を一気にアップ
頑丈な一方、武骨で味気ないブロック塀は、外観リフォームのポイント。建物の雰囲気に合わせて塗り替えると、住まいの美観を一気にアップできます。塗装も難しくないので、DIYでの塗り替えがおすすめです。
このコンテンツでわかること
こんな方におすすめ
用意するもの
上塗り塗料
屋外での塗装に使える専用もしくは多用途のタイプで、用途欄に「ブロック」と記載があることを確認。DIYには強い臭いがなく扱いが簡単な水性タイプがおすすめ。
下塗り塗料
ブロックが上塗り塗料を吸いすぎるのを防ぎ、塗料の密着性を高める。風化してもろくなったブロックの表面を補強する効果も。
塗装道具
筋交いバケ(水性用)、ローラーバケ(ハンドル、ローラー)、ローラーバケット(バケット、内容器、ネット)を準備。
養生用品
マスキングテープで境界やフェンスの支柱などへのはみ出しを防止。マスカーで床や植木を塗料の垂れや飛び散りから保護。
掃除道具
デッキブラシやワイヤーブラシでブロック表面の汚れを除去。作業面が広い場合は高圧洗浄機があると効率的。
土地の境界に立っているブロック塀はお隣りとの共有物となるため、勝手に塗り替えることができません。塗装前に許可をとっておき、作業時にはお隣りのものを塗料で汚さないよう必要に応じて養生することを忘れずに。
塗装の手順
ブロックの汚れを落とす
ブロックの表面には砂やコケなどが付着しているため、そのまま塗装すると塗料のつきが悪くなります。塗装の準備としてコシの強いデッキブラシやワイヤーブラシを使って、表面の汚れをしっかりこすり落としましょう。高圧洗浄機を使用すると、パワフルに効率よく汚れを落とすことができます。
養生をする
ブロック塀の際に沿ってマスカーのテープを貼ってシート部分を広げ、床面を養生します。塗装しないブロック塀の側面、郵便ポストとの際を、マスキングテープを貼って養生。フェンスや植木などもマスカーや養生シートで覆って汚れ防止のカバーをしておきましょう。
下塗りをする
筋交いバケを使って、目地や角などの塗りにくいところに下塗り塗料を塗ります。広い面はローラーバケを使って下塗り塗料を塗りましょう。下塗りは上塗り塗料の密着性を高める重要な工程です。
上塗りをする(1回目)
続いて上塗り塗料を塗っていきます。まず筋交いバケで目地や端などの細かい部分を塗り、全体をローラーバケで仕上げます。きれいに仕上げるポイントは、塗料をつけすぎないこと。1回目の塗装はカスレやムラがあっても気にしないで、できるだけ薄く均一に塗ることを意識しましょう。
上塗りをする(2回目)
1回目の塗装を終えて手で触ってもつかない程度に乾いたら、同じように2回目の塗装をします。塗り残しや塗りムラがないかを確認しながら仕上げましょう。塗料が乾く前に養生をはがしてブロック塀の塗り替えは完了です。
塗料が乾くまで、「ペンキ塗りたて」と書いた注意書きを貼っておくとよいでしょう。
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