うまーくぬれーる

DIY向けの簡単漆喰で
壁の雰囲気をアップする

塗装では出せない独特の素材感を楽しもう

大変な準備を省くことができて扱いやすいため、経験の有無など関係なく、家族や友人と遊び感覚でのリフォームが楽しまれています。今回は基本的なコテ使いを工程ごとに見せながら、準備から仕上げまでを解説していきます。

簡単準備

すでに練り混ぜた状態で販売されているため、フタを開けたらすぐに塗り始めることができます

独特の素材感

塗装では出せない表情を楽しめます。DIYではコテを使ってウネウネと適当なパターンをつけたり、スポンジやブラシなどの日用品や手を使って表情をつけたりする仕上げ方がおすすめ

みんなで楽しく

初心者でも扱いやすく調整されているので、家族や友人と一緒に楽しめます

お部屋をリフレッシュ

6畳の部屋(約20平方メートル)なら18kg×1缶と5kg×1缶が目安です

DIY向け漆喰の特徴

漆喰はもともと粉の状態で販売されているものに、水やのりを混ぜて均一に撹拌しながら練る必要があり、準備にとても手間と労力がかかるもの。DIYで気軽に扱える材料ではありませんでした。

このいちばん大変な準備を省けるのがDIY向けの漆喰です。

すでに練り混ぜた状態で販売されているため、フタを開けたらすぐに塗り始めることができ、「塗り」という美味しいとこ取りで楽しく壁の模様替えができます。壁につけやすくて伸びがよいなど、初心者でも扱いやすく調整されているところも人気の理由です。

販売形態

商品は5kg、18kgなどのペール缶入で販売されています。

使用量の目安

6畳の部屋の壁(約20平方メートル)を塗る場合の使用量は、18kg×1缶と5kg×1缶が目安となります。

商品の状態

漆喰は塗りやすいように水分を調整して練った状態で販売。コテで軽く練り直せばすぐに使うことができます。

漆喰DIYの基本工程

1

部屋を養生する

部屋を養生している様子

慣れないコテを使った作業では、漆喰を床にこぼしたり、落とした漆喰を踏んだりすることが多いです。ビニールシートやマスカーを敷いて広めに床を養生し、塗らないところとの境界にはマスキングテープを貼りましょう。

2

漆喰を練る

コテで漆喰を練っている様子

オタマを使って練りずみの漆喰をコテ板に取り、コテで揉むように練って好みの硬さに調整します。慣れるまでは少し柔らかめのほうが塗りやすいです。

3

1回目を塗る

壁に漆喰を塗っている様子
壁に漆喰を塗っている様子2

コテの角度を20°程度に保ったまま、壁にこすりつけるようにして下から上に向けて塗っていきます。1回目は下塗りのようなもので、1mm程度の厚みで塗るのがポイントです。

4

角と隣りの壁を塗る

角用コテで角を仕上げている様子
角用コテで角を仕上げている様子

コテの先端を使って隣りの壁の角のところに上から下まで漆喰を塗り、入隅用の押さえコテで両側の表面を同時に均します。普通のコテでは難しい角部分をきれいに整えることができます。

5

2回目を塗って仕上げる

2回目の漆喰を塗って仕上げている様子
2回目の漆喰を塗って仕上げている様子

漆喰が半乾きになり、触っても手につかない程度に固まったら全面に2回目の塗りを行います。凹凸や塗りムラなどの気になるところを均して仕上げましょう。

6

模様をつける

漆喰に模様をつけている様子

DIYではコテを使ってウネウネと適当なパターンをつけたり、スポンジやブラシなどの日用品や手を使って表情をつけたりする仕上げ方がおすすめ。遊び感覚を取り入れて手作り感を楽しみましょう

必要な道具

コテ

ステンレス製または樹脂製のコテを使用

コテ板

漆喰をのせて作業するための板

オタマ

漆喰をコテ板に取るために使用

養生用品

床や壁を汚れから守るためのシート類

角用コテ

角をきれいに仕上げるための専用コテ

成功のコツ

初心者の方へ

慣れるまで、1度にすくう量は少なくしておきましょう。コテの扱いに慣れてから量を増やしていくのがコツです。

仕上げ時の注意

仕上げるときは1回ごとにコテをチェックし、漆喰がついていたらその都度洗って拭き取り、きれいにして作業することが重要です。

模様づけを楽しく

漆喰が乾くまではやり直しができるので、いろいろなパターンを試してみましょう。手作り感を活かして自分だけのオリジナル壁を作ってください。

あなたも漆喰DIYを始めませんか?

家族や友人と一緒に、オリジナルの壁作りを楽しんでください

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