どうやったらきれいにできる?
やっかいな網戸掃除の方法と便利グッズを紹介
汚れを溜めず、手軽に続けられる掃除のコツ
汚れが目立ちにくく、気にすることも少ない網戸は、日ごろの掃除項目に入らず放置されやすい場所。これまで一度も掃除したことがなかったり、せいぜい大掃除のときに拭く程度というご家庭もあるようです。その理由には、掃除方法がわからないということもあるのではないでしょうか。網戸の汚れが気になり始めた方が即実行したくなるように、今回は便利アイテムを活用した手軽な掃除方法を紹介します。
このコンテンツでわかること
- 網戸に付着する汚れの正体と掃除のポイント
- 日常的に続けられる簡単な網戸掃除の方法
- 年に数回行う入念な掃除の手順
- 掃除を効率化する便利グッズの使い方
- サッシやレールの掃除方法
こんな方におすすめ
- 網戸の汚れが気になってきた方
- 掃除方法がわからず困っている方
- 手軽に続けられる方法を知りたい方
- 便利グッズを活用したい方
- 効率的に掃除したい方
1. 網戸汚れの正体と掃除のポイント
網戸に付着する汚れの正体は?
糸が細く汚れがたまるように思えない網戸ですが、長らく掃除していない網をよく見ると、ところどころの網目が詰まっていたり、糸が黒くべっとり汚れていることが珍しくありません。ずっと外気にさらされている網戸には、実にいろいろな汚れが付着するのです。
外側からは、排気ガスや花粉、砂ぼこり、小さな虫や鳥のフンなどが。また内側からは、部屋のホコリやタバコのヤニ、キッチンから流れてきた油煙などが付着する可能性があります。どれもこまめに拭き取っていればさほど気にならないような汚れですが、粒子の細かいものや粘着性の高いものであるため、放置しておくと呼び寄せあってしまうと考えられます。
こうした汚れが溜まってくると、網戸がカビの温床になったり、カーテンを汚したりと、不快な思いをすることになります。小さな気がかりをなくして毎日を気持ちよく過ごすためにも、網戸の掃除は必要です。
網戸掃除のポイントは?
● 汚れをためない
網戸の掃除が大変になるのは、落ちにくい頑固な汚れにしてしまうからです。ただでさえ網の目が細かくて柔らかく、掃除しにくいものですから、こびりつく前にホコリを取り除いてしまうのがいちばんラク。きれいな状態を保っていれば、新しいホコリも付着しにくくなります。
窓の外側にあるからといって網戸を屋外扱いしないで、手軽に続けられる頻度でよいので、できるだけ日々の室内掃除に含めるようにすることをおすすめします。毎回は無理でも、週に1回や、少なくとも窓掃除をするタイミングで一緒に行うようにしてはいかがでしょうか。
● 力を入れすぎない
網は押さえゴムで枠に固定されています。そのため、片側から力を入れて押しすぎると、網が枠から外れる可能性があります。網を傷めないために、張り具合に注意して力を加減するか、両側から網を挟むようにして掃除してください。拭いても落とせない頑固な汚れは、洗剤を使って付着を緩めて取り除くようにしましょう。
● 毛先の細かいクロスやブラシを使う
網戸の目のサイズは「メッシュ」で表示されていて、「1インチ(2.54cm)あたりの編み目の数」を示しています。一般的な網は16~24メッシュが主流になっていて、ひとつの網目は20メッシュで1mm、24メッシュになると0.75mmと小さくなります。そのため、使用する用具によっては、目の間に入り込んだ汚れを取り除きにくいことがあります。網を掃除するときには、目の間まで掃除できる毛先の細かいマイクロファイバーのクロスやブラシを使うことをおすすめします。網戸掃除用とされているアイテムの多くは細かい網目に対応しているので、汚れを落としやすいと言えます。
2. 日常的な網戸掃除の方法
普段は乾拭きするだけでOK
網戸掃除は、普段の室内掃除に組み込んでしまうのが理想的。このときは水や洗剤を使わず、手軽にできて続けやすい方法がいちばんです。
例えば、床を掃除する流れから、ついでに網戸についたホコリも掃除機で吸い取るようにする。これなら、先端のアタッチメントをブラシに交換するだけでよく、用具を用意する必要もありません。余裕があるときにマイクロファイバーのクロスや専用のウェットシートで網と枠を拭くなどしておくと、付着した汚れを落とすことができます。
日々の掃除では完璧を求めず、軽めの内容にすること続けるためのポイントです。
お手軽掃除用のアイテム
● 網戸用ウェットシート
マイクロファイバーを配合した手で拭くタイプのウェットシート。洗剤を含んでいないものの、マイクロファイバーが網目の汚れを取り除くというもの。手のひらサイズに折りたたんで使うため作業効率がよいとは言えませんが、軽く付着した汚れであればしっかりと拭き取ることができます。準備をする必要がないうえ(手が汚れるので手袋の着用は必須です)、一緒に枠やレールの拭き上げに使えるところもおすすめのポイントです。同様のウェットシート製品には、ハンドワイパータイプ、洗浄剤や汚れ防止成分を含んだタイプもあります。
● 網戸ブラシ
網目に入り込む極細毛を採用した軽くて使いやすいハンドブラシ。ブラシ部分は網戸の広いフラット面に適した形状になっていて、縦横に使って効率よく掃除できます。ブラシ部分を支えているのはワイヤー状の素材であるため、強く押し付けるとしなって力を逃がすようになっています。普段の掃除では、掃除機と併用すると便利です。
3. ていねいな網戸掃除の方法
水や洗浄剤を使って入念に
日本の気候を考えると、年に2回は網戸をていねいに掃除することをおすすめします。タイミングとしては、花粉の飛散が落ち着く5月ごろと、梅雨と台風のシーズンが過ぎた10月ごろに行うのが効果的。溜まった汚れをまとめて落として、さっぱりきれいにできます。
網戸をまとめてきれいにするのであれば、窓枠から外し、ホースで水をかけながらブラシ洗いする方法がもっとも効率的です。ただ、戸建の場合は窓が多く、すべての網戸をまとめて掃除するのは大変です。階ごとにわけて行うなど、作業を分散して負担を減らす工夫をしましょう。
網戸を窓枠からはずさない場合は、ホコリ落としと水通しの2ステップで行います。最初のステップはブラシを使ったホコリ落としです。ホコリや砂などの粒子状の汚れは、水に濡れるとくっついて落としづらくなってしまいます。まず乾いている状態のうちに上で紹介したようなブラシを使って、網目や枠の汚れをかき落とし、掃除機で吸い取っておきます。
次のステップでは、残った汚れを水を使って流します。水を含ませたスポンジで、網全体を優しくこすって水をまんべんなく通し、汚れの付着をゆるくしましょう。最後に乾いた雑巾で水を拭き取って仕上げてください。汚れがひどい場合は、水を通した後、さらに中性洗剤を薄めて作った洗浄液を含ませて、もう一度こすります。5分ほど放置したら、完全に乾く前に水に濡らして固く絞った雑巾で拭き上げて終了です。
スポンジのかわりに網戸の掃除に特化した専用アイテムを使うのもおすすめです。力をかけなくてよいローラータイプ、洗剤を使わずに汚れを落とすマイクロファイバーを採用したタイプなどそれぞれ特長が異なるので、機能や使い方を比べて選んでください。
ていねいな掃除に便利なアイテム
● 網戸掃除ローラー
マイクロファイバーの本体と、ブラシ状に外側に飛び出した繊維を持つ特殊なローラータイプ。片面を掃除すると、ブラシ状の繊維が裏面まで回り込んで汚れをかき取り、まとめて両面をきれいにできるというところ特長としています。ローラータイプのため網の上を軽く転がすだけでよく、網を傷める恐れがありません。内側からの掃除だけですむので、2階の網戸を安全に掃除できる点もポイントです。
【使い方】
水に食器用洗剤を数滴入れて洗浄液を作ります。
ローラーに洗浄液を含ませたら、バケツの縁などでしごいてたれない程度に水を落とします。
水がはねないようにローラーをゆっくり転がして、網戸全体に洗浄液を通します。転がすときに力を入れる必要はありませんが、網にしっかり密着させるのがコツです。
水に濡らして固く絞った雑巾などで、洗浄液を軽く拭き上げれば掃除は完了です。
● 網戸用ハンドワイパー
マイクロファイバー製のモップをセットして使用するハンドワイパーです。極細繊維が網目に入り込んで汚れをかき取るため、洗剤は不要。作業面が広く、片手で効率よく掃除することができます。
水を含ませてからよく絞ったモップを本体にセットし、網戸に優しく押し付けてこすります。極細繊維は、しっかりと網目の中に入り込みます。
● スポンジタイプ網戸用ブラシ
小さくて軽く、持ちやすいスポンジタイプのブラシ。スポンジの片面に髪の毛よりも細い特殊原糸をV字に貼り付けてあり、そのブラシが網目に引っかかるようにして汚れをかき出します。ひどく頑固なよごれでなければ洗剤は不要。水だけで汚れ落としができ、そのサイズもあってとても手軽に使えます。
● 網戸クリーナー
網戸やエアコンのフィルターに使える発泡タイプのクリーナー。吹き付けた泡は網に付着し、泡が弾ける力を利用して汚れを浮かせるのが特長です。汚れた洗浄液が流れ落ちるので、枠やレールを汚さないように拭き取ればOKです。一緒に使うのは拭き取りに使う雑巾のみと、道具いらずです。
4. 網戸と一緒にサッシの掃除も
網戸を掃除すると、ホコリが落ちたり、水や洗浄液がたれたりして、枠やレールが汚れます。拭き取るついでにサッシの掃除もしておきましょう。
枠の掃除方法
枠の上向きの部分は砂などが溜まりやすい場所です。乾いた状態で歯ブラシやサッシ用ブラシでこすって、付着した汚れをできるだけ落としておきます。落ちた汚れは掃除機で吸い取ってください。
ひどい汚れが落ちたところで、水に濡らして固く絞った雑巾で全体を拭き掃除します。最後に乾いたきれいな雑巾で水気を拭き取りましょう。
※レール以外の窓枠も同様に掃除すればOKです。
レール部分の掃除方法
溝にこびりついた汚れは、サッシ用ブラシや割り箸などの先端を使って擦り落とします。掃除機で吸い取ってもまだ気になる汚れが残っている場合は、ペットボトルで水を流してブラシでこすってください。
● ジェット水圧ブラシ
サッシ用というわけではありませんが、ホースを使えない、たくさんの水を使いにくい場所で、勢いのある水流を噴射できるジェットタイプのスプレーです。レールの角などブラシが届きにくい場所に、ピンポイントで高圧の水を吹き付けることができ、レール掃除のサポートアイテムにぴったり。先端ブラシも活躍します。
【使い方】
水を入れたペットボトルに本体をセットします。圧をかけるので、ペットボトルは炭酸水のものがおすすめ。
グリップエンドの加圧ポンプを前後させてペットボトル内の圧を高めます。
レバーを引いて勢いのあるジェットスプレーを噴射します。
洗浄したい場所に狙いを定めてジェットスプレーを当て、さらにブラシを使ってこびりついた汚れをこすり落とします。
まとめ
この記事では、網戸掃除をできるだけ手軽にできるように、便利アイテムを活用した掃除方法を中心に紹介しました。網戸は細かい部分が多いだけに、汚れを溜めてしまうときれいにするのがどんどん大変になります。掃除の頻度を高めるために、自分に合うアイテムを見つけてらくらく掃除にアレンジしてみてはいかがでしょうか。
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