DIY初心者に最適!壁紙の部分貼り替えで始めるかんたん壁リフォーム

壁紙貼り替えの様子

室内景観の多くを占める壁のリフォームは、部屋のイメージを変えたいときにとても効果的です。古くなって傷んだ壁を単色の壁紙で貼り直すだけでもリフレッシュになりますが、柄物の壁紙で貼り替えると大胆なイメージチェンジになります。ただ、DIY初心者が広い面の壁紙を貼り替えるのは大変ですから、ここでは部分貼り替えを提案します。作業が簡単で、なおかつ模様替えの効果もあるので、初めての壁紙張り替えにおすすめです。

このコンテンツでわかること

  • 初心者に適した壁紙の部分貼り替えの方法
  • ウォールステッカーを使った手軽な装飾テクニック
  • クッション壁紙シートの貼り方と活用法
  • 生のり付き壁紙の貼り方の基本手順
  • シール壁紙を使った貼り替えのコツ

こんな方におすすめ

  • DIY初心者で壁のリフォームに挑戦したい方
  • 手軽に部屋の雰囲気を変えたい方
  • コストを抑えて模様替えをしたい方
  • アクセントクロスに興味がある方

1章 初心者には壁紙の部分貼りがおすすめ

部屋の壁全面を同じ色で統一する一般的な貼り方は、統一感が出る一方でメリハリのない単調な印象になりがちです。それに対して部屋の一部に全体とは異なる壁紙を使うことで、空間をおしゃれに演出する「アクセントクロス」という方法が最近ではよく用いられています。

一面の壁紙を変えることもあれば、床の間の壁だけ、柱が入っている壁だけを変えるなど、アクセントのつけ方はケースバイケースです。面積の大小はあっても、差し色(柄)が入ることでメリハリが生まれて、インテリアのデザイン性が高まります。

このアクセントクロスを部分貼り替えとして用いれば、手間とコストを下げることもできて一石二鳥です。壁の一面を貼るのも難しいという方は、ステッカーを利用して装飾したり、下部だけに貼る腰壁風や1枚だけを貼るストライプ貼りなどの手軽な貼り替えからチャレンジするとよいでしょう。どれも難しい位置合わせなどの必要がなく、壁リメイクの入門編として最適です。

2章 ウォールステッカーで装飾する

費用がかからず、最も手軽に壁を装飾できるのが、「ウォールステッカー」や「壁紙シール」と呼ばれるアイテムです。サイズは、ピンポイントでアクセントとして使える小さいものから、一辺が1m以上もあって装飾性の高いものまでさまざま。部分的な汚れ隠し用としても、大胆な模様替え用としても利用でき、たかがシールと侮れない仕上がりです。

絵柄は動物、植物、タイル、人気キャラクターなどが用意されていて、部屋の雰囲気に合わせて選べます。貼ってはがせるタイプであれば、季節ごとに模様替えをするといった具合に、壁紙とは違ったライトな楽しみ方も可能です。

ウォールステッカー

ウォールステッカーは、テーマに沿った複数の絵柄がセットになっているものがほとんど。そこから自分の好きなステッカーを選んでデコレーションを楽しめます。

ウォールステッカーの貼り方

ステッカーをはがす

細い箇所が切れないように注意して、台紙からゆっくりとステッカーをはがします。

ステッカーを貼る

位置を決めたら、壁の汚れを拭き取ってステッカーを貼り付けます。空気が入ったらステッカーをめくって貼り直し、最後に上から押さえます。

完成

複数の絵柄を組み合わせてストーリー仕立てにするなど、デコレーションを自由に楽しみましょう。はがすときは、爪などで端を浮かせてからゆっくりとはがします。

3章 クッション壁紙シートを貼る

クッション壁紙シートは、間にスポンジ状のシートをはさみ、レンガや石、木目などのパターン柄を立体的に見えるようにした特殊な壁用装飾シートです。柄をリアルな質感で表現できるため、一般的な壁紙とは一味違う演出を楽しむことができます。存在感が大きいため、壁の一部をデコレーションする場合にもとても効果的です。

裏面はシールになっているため貼り付けは簡単です。パネル状のシートは貼り付けるときにたるみなどができず、初心者にも扱いやすい素材といえます。

クッション壁紙シート

レンガや石、木目など柄の細かい凹凸を再現したリアルな質感が特徴。火気の近く・高温になる場所・凹凸面・土壁・砂壁・繊維壁・天井・床・屋外・特殊加工された面・浴室等の湿気の多い場所には貼ることができません。

クッション壁紙シートの貼り方

保護フィルムをはがす

シート裏面の保護フィルムをはがします。

位置を合わせる

乾いた布で壁の汚れを拭き取っておき、壁の角や巾木に位置を合わせてクッション壁紙シートを軽く押さえて仮どめします。

貼り付ける

曲がりなどがあればシートをはがして修正し、位置が決まったら上からしっかり押さえて貼り付けます。

1枚目完成

1枚目を貼り終えたところです。シートを無加工で使う場合は、同じように2枚目以降を貼ってください。

カットする

今回はレンガの端が段になるように加工して変化をつけることにします。仕上がりをイメージしながら、レンガの柄に沿ってハサミやカッターでシートをカットします。

完成

1枚目のシートに突き付けて加工した2枚めを貼り付けたところです。シートの端を段にカットすることで自然な仕上がりになりました。

4章 生のり付き壁紙を貼る

一般的な壁紙には、販売状態によって「生のり付き壁紙」と「のり無し壁紙」の2タイプがあります。のり無し壁紙は価格が安く、長期保存できるのがメリットですが、貼る前に自分でのりをつける必要があります。その点、あらかじめのりがついた状態で販売されている「生のり付き壁紙」は、すぐに貼りはじめられて作業時間を短縮できます。貼り直しや位置調整もしやすいので、DIYにおすすめです。

ここでは、1枚の壁紙を壁のセンター付近にストライプ状に貼る方法を紹介します。壁紙同士の突き合わせや柄合わせの作業が必要ないので、とても簡単です。お気に入りの柄入り壁紙などを貼って、大胆にイメージチェンジしましょう。

用意するもの

  • 生のり付き壁紙
  • なでバケ
  • 竹ベラ
  • ローラー
  • ステンレス定規
  • カッター
生のり付き壁紙

生のり付き壁紙のパッケージ商品は、のりをつけた裏面をビニールシートで保護し、袋や箱に入った状態で販売されています。サイズは92cm×2.5mが一般的で、天井高(2.4m)の住宅では長さをカットしないで貼ることができます。

道具セット

DIY向けに壁紙貼りに必要な道具がセットになって販売されています。

貼り方

養生する

天井や巾木などは、のりが付着しないようにマスキングテープで養生します。床にはマスカーやビニールシートを敷いておきましょう。

天井の高さを測る

天井の高さを測ります。

壁紙をカットする

壁紙1枚のサイズは、天井の高さに切り代の10cmを加えた長さが目安です。裏面フィルムのガイド線を利用するとまっすぐにカットできます。

ガイドを作る

壁紙を垂直に貼るために、糸、オモリ(ナットなど)、マスキングテープを使ってガイドを作ります。

糸を垂らす1 糸を垂らす2

壁紙を貼る場所を決め、一方の端にオモリを結びつけた糸を垂らします。糸の上部はコブを作ってマスキングテープで貼ればOKです。

保護フィルムをはがす

壁紙の上部から、裏面の保護フィルムを20cm程度はがします。

壁紙を貼る

先ほど垂らした糸に沿って壁紙の位置を決め、上部を天井側に5cm程度余らせるようにして貼ります。

上部を固定する

壁紙が落ちないように、上部をなでバケで押さえて固定します。

位置を確認する

目印の糸と壁紙の位置を確認して、傾いている場合は壁紙をずらして位置を調整します。

フィルムをはがす

壁紙の位置が決まったら、保護フィルムを途中まではがします。

なでつける1

壁紙のまん中を上から下に向かってなでつけて固定し、次に外に向けて空気を追い出すように押さえます。この作業を繰り返して、壁紙の下部までしっかりと貼りましょう。

筋目を入れる

天井との際、巾木や床との際を竹ベラで押さえて、角がはっきりとわかるように筋目を入れます。竹ベラを滑らせると壁紙を傷めるので、上から押さえるように使いましょう。

カッターの刃を折る

カッターの切れ味が悪いと、のりで湿った壁紙をきれいに切ることができません。壁紙の余りをカットするときは、カッターの刃を折って新しい刃を出しておくのがポイントです。

余分をカットする

竹ベラでつけた筋目にステンレス定規をあて、壁紙がずれないように押し付けながらカットしていきます。このときカッターの刃を壁紙から離さずにステンレス定規をずらしていくと、きれいに切ることができます。

端を取り除く

切り落とした壁紙の端をはがして取り除きます。

天井側もカットする

天井側も同様にして余った壁紙をカットしてください。

ローラーをかける

壁紙の端にしっかりとローラーをかけます。

のりを拭き取る

最後に濡らしてよく絞ったスポンジで、はみ出したのりを拭き取っておきましょう。

完成

ストライプ状の部分貼り替えの完了です。壁紙を1枚貼っただけですが、装飾効果は十分です。

5章 シール壁紙を貼る

裏面に粘着剤がついていて、シールのように壁にペタっと貼ることができるタイプの壁紙です。周囲を汚さないように気を使う必要がないため、生のり付き壁紙を敬遠していた方でも気軽に壁紙の貼り替えにトライできます。

シール壁紙は、使用している粘着剤の種類によって、しっかり定着してはがせないタイプと貼ってはがせるタイプがあります。通常の貼り替えならはがせないタイプ、賃貸の場合は貼ってはがせるタイプと、用途に合わせて選べるところも魅力です。

用意するもの

  • シール壁紙
  • なでバケ
  • 竹ベラ
  • ローラー
  • ステンレス定規
  • カッター
シール壁紙

今回は貼ってはがせるタイプの壁紙を使用します。貼ってはがせるタイプでも、時間の経過とともにはがしにくくなったり、粘着剤が壁側に残る場合があります。その点を踏まえて使うようにしましょう。

貼り方

巻きぐせを直す

パッケージから取り出した壁紙に強い巻きぐせがついている場合は、反対に巻いて壁紙を広げやすくします。

保護紙をはがす

シール壁紙裏面の保護紙を20cm程度はがします。

仮どめする

壁紙を貼る位置を決めたら、上部を軽く押さえて仮どめします。

協力して作業

ひとりで貼るのが難しい場合は、ひとりが上部を持ち、ひとりが垂直を確認するといった具合に協力して作業するとよいでしょう。

上部を貼る

位置と垂直が決まったら、なでバケでしっかりと押さえて動かないように壁紙の上部を貼ります。

保護紙をはがしながら貼る

保護紙を20cm程度はがしながら、残りの部分を貼っていきます。

なでつける1 なでつける2

なでバケで壁紙のまん中を上から下へ、さらに左右へとなでつけて、空気を抜きながら貼っていきましょう。

余分をカットする

壁が巾木や床に接する角を竹ベラで押さえて筋を入れておき、ステンレス定規とカッターを使って余った壁紙をカットします。

完成

シール壁紙を使った部分貼り替えが完了しました。貼ってはがせるタイプの壁紙でも、速くはがそうとすると粘着剤が残りやすいので、急がずゆっくりとはがしましょう。

まとめ

今回はウォールステッカーやクッション壁紙シート、壁紙などを使って、室内壁の一部をデコレーションしたり貼り替えたりする方法を紹介しました。ご覧いただいて、壁の一部を変えるだけで模様替えの効果があるとおわかりいただけたと思います。

インテリアとのコーディネートをイメージしながら壁紙を選んで、ぜひ壁リフォームを楽しんでください。

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