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さまざまなシーンで使える万能なスタッキングトレイ

さまざまなシーンで使える万能なスタッキングトレイ
今回は、デスクトップ周りの整理整頓に役立つ「スタッキングトレイ」をDIYで作ります。
スタイリッシュやかわいいなど、木のぬくもりを生かしたお好みのデザインでチャレンジしてみましょう。
そしてピタッとスタッキングできる気持ち良さを体感してください。
作るもの
積み重ねて収納できるのが特徴のスタッキングトレイは、主に書類や文房具などを収納するアイテムですが、実はさまざまなシーンで活躍できる優れたアイテムなのをご存じですか。
例えば、リビングではどこに片付けたか忘れてしまうスマホの充電器やケーブル類、リモコンなどをまとめたり、眼鏡やイヤホン、アクセサリーなどの小物もスッキリ収納できます。
そしてキッチンではカトラリーの収納はもちろん、持ち運べるのでお盆としても役に立ちます。とにかく万能な収納アイテムなのです。
まずは使う目的に合わせたデザイン決めから紹介していきます。

作り方
SECTION.1
側板を作る
デザインを決めて板に下書きをします。持ち手穴のタイプにするので、穴をあけるための丸い印を2カ所につけます。

丸い印にボアビットを合わせて穴をあけていきます。ボアビットのサイズは24mmです。

丸みの銅製グッズを使って両サイドの穴をカーブの線でつなぎ、持ち手穴のデザインを決めます。
デザインが決まれば、カーブに沿ってジグソーでカットしていきましょう。


側板の下書きした線に沿ってジグソーでカットしてます。
上手にカットするコツは、一筆書きのような感覚でジグソーを操作することです。
板を作業台から出しすぎると割れてしまうので注意しましょう。


SECTION.2
前後の板と側板を組み立てる
側板をつなげる前後の板をノコギリでカットして切り出します。
カットできたら側板も一緒に、サンダーでサンディングします。
側板の持ち穴にもサンディングを忘れないようにしましょう。

側板に前後の板の厚みを写して、ネジを打つところに印をつけます。

ネジを打つ印に下穴ドリルで貫通させ、裏面から皿取りビットでネジ頭が隠れる程度に掘ります。

前後の板に木工用接着剤を塗って側板と接合し、極細20mmのネジを打ち込んで組み立てていきます。

ネジを打って組み立てができたら、フレームのできあがりです。

SECTION.3
底板を取り付ける
フレームの内側を測って底板のサイズを決めてノコギリで木材をカットして底板を切り出します。
ネジで固定する前に、フレームにピッタリ収まるか底板をはめ込んでみましょう。

うまくはめ込みができない場合は、カンナで削って微調整してください。

ネジを打つ準備としてフレームに底板の厚みを写し、下穴をあけて皿取りビットでネジ穴を円錐状に掘り下げます。
下穴の作業後にネジを打って底板を取り付けます。
底板を5mmほど上げて取り付けるのがポイントで積み重ねた場合、トレイがぶつかるのを防いでくれますよ。


SECTION.4
塗装して仕上げる
余分な木クズを拭き取り、オイルフィニッシュを塗って仕上げます。
ウエスなどで全体を馴染ませるように塗りましょう。使用したのは、ワトコオイルのナチュラルです。

30分ほど乾燥させたら完成です。
オイルフィニッシュを塗ることで既製品のような美しい仕上がりになります。 スタッキング用に複数のトレイを作る場合は、1枚の板から側板を切り出すようにすると、ズレが少なくなります。 また、今回はデザイン性を高めたトレイにしましたが、シンプルなスクエアタイプも充分オシャレに仕上がりますよ。
オイルフィニッシュを塗ることで既製品のような美しい仕上がりになります。 スタッキング用に複数のトレイを作る場合は、1枚の板から側板を切り出すようにすると、ズレが少なくなります。 また、今回はデザイン性を高めたトレイにしましたが、シンプルなスクエアタイプも充分オシャレに仕上がりますよ。

この作品を作るのに必要な材料
使用した主な木材
- パイン集成材:W350×H300×D9mm 1枚
- パイン集成材:W300×H300×D9mm 1枚
- パイン集成材:W250×H300×D9mm 1枚
その他の材料
- 木工用接着剤
- 極細ビス 20mm
- ワトコオイル 浸透性塗料 ナチュラル
材料は以下からご購入いただけます。
5件あります
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