自然のぬくもりをお部屋に灯す
流木風ウッドキャンドルスタンド

ゆらゆらと揺れるキャンドルの灯(あかり)には、人工的な照明にはない心地よさがあり、緊張を和らげ、気持ちを落ち着かせてくれる癒し効果があるといわれています。 そんなキャンドルを楽しむために、オリジナルのキャンドルスタンドを作ってみてはいかがでしょうか? あわせて、簡単にできる手作りキャンドルの作り方もご紹介します。

作るもの

キャンドルと木の丸棒を組み合わせて作るキャンドルスタンドです。 不ぞろいに組み合わせることで、隙間からこぼれるゆらめく灯りが、より味わい深い雰囲気を演出してくれます。 丸棒の種類や長さ、組み合わせ方はキャンドルの大きさに合わせて調整しましょう。 ちょうど良いサイズの小枝や流木が手に入れば、よりナチュラルな雰囲気が生まれます。

材料

キャンドルスタンド

  • ・丸棒、工作用の小枝など
  • ・キャンドル用の容器(ビンなど)

キャンドルの容器は好みのビンなどで構いません。 キャンドルスタンドとのバランスを考えて、ちょうど良い大きさのものを用意してください。 色付けにはクレヨンも使えますが、プラスチック色鉛筆は発色が良く、使いやすいのでおすすめです。 キャンドルスタンドに使用する木の丸棒は、自然な小枝や素材の異なる丸棒を組み合わせることで、よりナチュラルな雰囲気を演出できます。 種類がそろわない場合は、古材風にエイジング塗装しても面白いかもしれません。


キャンドル

  • ・ロウソク
  • ・タコ糸(芯用)
  • ・木製ヘラ(芯固定用)
  • ・プラスチック色鉛筆(色付け用)

作り方

SECTION.1 
キャンドルづくり

70度に設定したIHヒーターで市販のロウソクを溶かします。 ガスコンロでも構いませんがその場合は温度が上がりすぎないよう直火ではなく湯煎で溶かしてください。 ガスコンロよりも細かな温度調節が可能なIHヒーターのほうが使いやすいでしょう。
色付けにはプラスチック色鉛筆を使用しました。 まず使用する容器に削った芯を入れて砕きます。 色付けはクレヨンでもOKです。
溶けたロウをビンに注ぎ、ゆっくりと混ぜて全体に色をなじませます。 芯にはタコ糸を使用します。 ビンの真ん中に芯が来るように木のヘラなどでタコ糸を挟み、ロウが固まるのを待てば、ロウソクの完成です。

SECTION.2 
キャンドルスタンド用木材の加工

用意した丸棒をカットします。 ノコギリでカットする際は、端材などで丸棒を挟むようにしてから、クランプで端材側を固定すると作業しやすいでしょう。
丸棒をキャンドルの大きさに合わせて15cm~18cmほどの長さに計8本カットしました。 丸棒は組んだ時に、自然は雰囲気が出るようにあえて不ぞろいになるよう多少まばらにカットしています。
カットした丸棒を仮組してバランスを見ます。 良い感じに組み合わせが決まったら、組んだ時にズレないよう丸棒同士が触れる部分を精密グラインダーで削りましょう。

丸棒同士をつなぐのにクギは使用せず木工用ボンドを使って接着します。 しっかり接着するには1時間ほど乾燥させましょう。 丸棒を好きな色に塗装をしたい場合は接着前に塗っておくといいでしょう。

完成!

接着剤が乾いたら世界にひとつだけのキャンドルスタンドが完成です。 先に作っておいたキャンドルをスタンドに組み合わせると、このようなキャンプファイアーの薪のような、温かみのある灯りが、お部屋をやさしく照らしてくれます。 お部屋のインテリアとして、心地よい癒しの灯りを楽しんでください。

丁度良い小枝や流木が手に入る場合は、そちらを使ってみるとさらに自然な雰囲気を楽しめるでしょう。

この作品を作るのに必要な材料

使用した主な木材

  • メープル材:直径20×400mm 1本
  • ウォールナット材:直径20×400mm 1本
  • チェリー材:直径20×400mm 1本
  • ホワイトオーク材:直径20×400mm 1本

その他の材料

  • キャンドル用の容器(ビンなど)
  • 木工用接着剤
  • ローソク
  • たこ糸
  • 木製ヘラ
  • プラスチック色鉛筆

材料は以下からご購入いただけます。