トイレをなごみ空間にする
○×ゲーム風
トイレットペーパーストッカー

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作るもの

材料
外枠
- ・ヒノキ 12×100×410mm 2枚
- ・ヒノキ 12×100×385mm 2枚
仕切り
- ・ヒノキ 12×100×385mm 4枚
×印
- ・ヒノキ 25×25×120mm 6本
○印
- ・スギ 15×120×500mm 1枚
○×印の台
- ・ヒノキ 25×25×600mm 1本
塗料
- ・Falling Tears
- ・Empress Lite
- ・グレー

作り方
SECTION.1 外枠の組み立て
まず最初に4枚の側板を使って外枠を組み立てます。 木材の接合には、木工用接着剤と木ネジを併用すると強度が高まって安心です。
今回使用する材料は12mmと薄いので、木ネジを締め付ける際の割れを防ぐために、あらかじめ下穴をあけています。 このとき、木ネジの頭が木材に収まるように掘り込む『皿取り』をしておくと仕上がりがきれいになるので、余裕があるときには試してみてください。

SECTION.2 仕切りを加工する
縦横2枚ずつの仕切りを格子状に組むためには少し技術が必要になります。 それが、木材が交わるところをお互いに切り欠いてはめ合わせる『相欠き接ぎ』という技法です。 この作品では枠の内側を3×3の9マスに仕切るために、加工の前段階としてそれぞれの材料を3等分する位置に切り欠く大きさがわかる線を引きます。
切り欠きははめ合わせる材料の厚み分で、板幅の半分の深さに加工します。


この仕切りのように切り欠く幅が狭い場合は、残った一辺はノミを使って一気に切り落としてしまいましょう。 ノミは刃を線に合わせておいて、柄尻をカナヅチで叩いて使います。 その後、はめ合わせる材料が収まるように、ノミで削って微調整してください。
相欠き接ぎの加工は手間がかかりますが、板がぴったりはまるととても気持ちがいいものです。 達成感も大きいですよ。 棚やイスの脚を作るときにも使える技法なので、この機会にぜひチャレンジしてみてください。

SECTION.3 枠に仕切りを組み付ける

SECTION.4 ○×のコマを作る



切り欠いた角材同士をはめ合わせて×の形にします。 このときの切り欠きの大きさは、ギリギリ入るくらいのきつめになっているとベストです。 見た目には入りそうなのに手で押しても入らないときは、端材をあてた上からカナヅチで叩いてはめ込んでみてください。 反対にゆるくなってしまったら、木工用接着剤を塗って貼り合わせておきましょう。
×のコマにも、自立するようにカットした角材の台を接着しておきましょう。


完成!

この作品を作るのに必要な材料
使用した主な木材
- ヒノキ 12×100×410mm 2枚
- ヒノキ 12×100×385mm 6枚
- ヒノキ 25×25×900mm 2本
- スギ 15×120×500mm 1枚
その他の材料
- 木工用接着剤
- 極細ビス 32mm
- 水性多用途塗料 室内用【0636】Empress Lila
- 水性多用途塗料 室内用【0663】Falling Tears
- 水性塗料 ヌーロ ダークグレー
材料は以下からご購入いただけます。
- ※水性多用途塗料はメーカー直送になります。お届けまでにはお時間を頂戴いたします。
- ※水性多用途塗料は他の商品と一緒に注文できません。お手数ですが別々にご注文願います。