小さな光であなたを癒してくれる
肉球がモチーフのかわいいPaw lamp

照明は、お部屋を明るく照らすという実用的な役割だけでなく、空間を演出する大切なインテリアのひとつです。 お気に入りの照明を取り入れるだけで、いつもの部屋がぐっと雰囲気のある空間に変わります。 ここでは、猫の肉球(Paw)をモチーフにした、見た目もかわいいPawランプの作り方をご紹介します。 やさしく灯る光が、お部屋とあなたの心をほっこりと癒してくれるはずです。

作るもの

肉球の形に切り抜いた3枚の木板を重ねて、その中に装飾用のLEDストリングライトを仕込む構造です。 ジグソーを使って丁寧に肉球部分を切り抜くのがポイント。LEDの発光色はお好みで選んでください。

材料

  • ・250×250mmの板材(シナ合板、集成材9mm厚、18mm厚の3枚)
  • ・和紙調塩化ビニールシート
  • ・LEDストリングライト

作り方

SECTION.1 
板材の切り抜き

まず、前板(合板)に肉球の形を描きます。 フリーハンドでもOKですが、イラストや型紙を用意して、カーボン紙で転写するときれいに仕上がります。
前板・中板・後板を両面テープで貼り合わせ、マスキングテープでズレないように固定して一体化させます。
ジグソーで3枚一緒に猫の手の形に切り抜きます。肉球の部分は後で加工します。
前板のみ、肉球型に切り抜きます。 まず電動ドリルで刃を通すための穴を開け、そこからジグソーで丁寧にくり抜きましょう。 中板は光を通すため、肉球全体をざっくりと大きくくり抜いてください。
中板は光を通すため、肉球全体をざっくりと大きくくり抜いてください。

SECTION.2 
ランプのカバーを取り付ける

前板をテンプレートにして、猫の手の形をビニールシートに写し取ります。2~3mm内側を目安にカットしましょう。
カットしたビニールシートを前板の裏側に、塩化ビニール対応の接着剤を使用してしっかりと貼りつけます。

SECTION.3 
LEDを取付ける

後板と中板を木工用接着剤で貼りつけます。接着したらクランプを使いしっかり圧着して乾かします。
後板に、LEDの電源ケーブルを通す穴を電動ドリルで開けます。 電池ボックスやスイッチは裏面に貼り付けるため、重量バランスを考えて位置を決めましょう。
LEDストリングライトを開けた穴から内側に引き込み、光が均等になるように配置しながらホットメルト接着剤で固定します。
LEDが問題なく発光することが確認できたら、前板を木工用接着剤で貼りつけます。
木工用接着剤がしっかり乾くまで、クランプで固定しておきます。
接着剤が完全に乾いたら、サンダーや紙やすりで外周や角を丸く削って滑らかに整えます。 手触りがよくなるだけでなく、見た目もぐっと完成度が上がります。

完成!

これで完成です。スイッチを入れると、猫の肉球型からこぼれるやさしい光が、お部屋をほっこりと照らしてくれます。 今回はあえて塗装をせずナチュラルな仕上がりにしましたが、三毛や茶トラなど、猫の毛色をイメージしてペイントしても楽しいですよ。

この作品を作るのに必要な材料

使用した主な木材

  • 集成材 9×250×250mm 1枚
  • 集成材 18×250×250mm 1枚
  • シナ合板 5.5×250×250mm 1枚

その他の材料

  • 和紙調塩化ビニールシート
  • LEDストリングライト
  • 木工用接着剤

材料は以下からご購入いただけます。

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15件あります
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