作るもの

今回作るのは、水に強くて軽やかなヒノキ材と、ナチュラルな風合いがおしゃれなラタンネットを組み合わせた、やさしい雰囲気のプランタースタンドです。 底部分は通気性の良いスノコ状に仕上げているので、水はけもバッチリ。 ラタンの編み目からお気に入りの鉢がちらりと見えるのも、かわいらしいポイントです。 スタンドとプランター台は分離式なので、台だけをテーブルや棚に置いて使うこともできます。 お部屋の雰囲気に合わせて、塗料やワックスで色を変えてみるのもおすすめです。

材料

使用する材料はこちら。 軽くて扱いやすく、水にも強いヒノキ材と、ナチュラルなラタンネットを使います。 プランター台には15mm厚のヒノキ材、スタンド部分には25mm角のヒノキ材を使用します。

作り方

SECTION.1　
ダボマーカーを使いダボ穴を写し取る

プランター台は、表面にねじや釘などが見えないよう、木ダボを使って組み立てます。 まずプランター台の前と後ろの枠となる材料を四角く仮組して、ペアが崩れないよう組み合わせる板材どうしに番号をふっておきます。 そして、片側の木口にダボ穴をあけ、ダボマーカーを差し込みます。

ずれないよう注意しながらペアとなるもう一方の材料と組み合わせて、金づちでたたいてもうダボマーカーでダボ穴の位置を写し取ります。

つけたダボの印にもダボ穴をあけて、木工用接着剤を塗った木ダボを打ち込み材料どおしを組み合わせます。

接着剤が乾くまでクランプで抑えておきます。 同様にもうひと組枠を作り、裏側になる枠には中央にも補強板を取り付け、「日」の字の形にしておきます。

SECTION.2　
プランター台を組み立てる

接着剤が乾いたら、前面と後面の枠をつなぐ横板を固定するための15mmの角材を、前後の枠の左右に木ねじで取り付けます。

前枠には、デザインのアクセントとしてラタンネットを取り付けるので、用意したラタンネットを枠のサイズに合わせてハサミでカットします。

カットしたラタンネットを、タッカーを使い枠の裏側から固定します。 タッカーは多めに打っておくとあとで外れにくくなります。

前面の枠と後面の枠ができました。 こちらに横板と底板を取り付け箱の形に組み上げます。

前後の枠をつなぐ横板を、先ほど取り付けた15mmの角材部分に木ねじで取り付けます。

さらに底部分にも板材を木ねじで取り付けます。通気性をよくするため底部分はこのように板材を縦にしてスノコ状に取り付けます。

SECTION.3　
プランタースタンドを組み立てる

25×25mmの角材を、木ねじを使ってこのように組みプランターを乗せるためのプランタースタンドを作ります。 上部の枠はプランダー台がぴったり乗るようなサイズで組み立てます。

スタンドの上部角には、プランダー台を乗せた際にずれて落ちないように、端材をこのようにL字型に取り付けて、ずれ防止をしておきます。

完成！

この作品を作るのに必要な材料

使用した主な木材

プランター台

• ヒノキ　15×60×620mm　4本
• ヒノキ　15×40×100mm　4本
• ヒノキ　15×40×540mm　1本
• ヒノキ　15×40×590mm　4本
• ヒノキ　15×15×200mm　4本

プランタースタンド

• ヒノキ　25×25×540mm　4本
• ヒノキ　25×25×450mm　4本
• ヒノキ　25×25×150mm　4本

その他の材料

• ラタンネット（ロール）
• 木ダボ　8mm
• 水性多用途塗料　室内用　【0663】Falling Tears
• 木工用接着剤

材料は以下からご購入いただけます。

• ※水性多用途塗料はメーカー直送になります。お届けまでにはお時間を頂戴いたします。
• ※水性多用途塗料は他の商品と一緒に注文できません。お手数ですが別々にご注文願います。