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まるで本物のような門壁がグッド!
工作感覚で気軽に作れる多肉植物用プランター
工作感覚で気軽に作れる多肉植物用プランター
ぷっくりした肉厚からその見た目が愛くるしい多肉植物。
個性的なフォルムが魅力的な多肉植物は、かわいい見た目とは対照的にとっても強くて育てやすいことから、観葉植物として人気です。
そんな多肉植物を育てる際に必要なプランターや植木鉢もおしゃれにしたいですよね。
人気な植物だけに、どれにすればいいか迷ってしまうほど種類も豊富。
寄せ植えにする場合は、大きさも大切なんです。
実は、多肉植物のプランターをDIYで作っている人も多いんです。 今回は門壁をモチーフにしたプランターを作ります。 どうです、本物っぽくてかわいくないですか! 個性的な多肉植物の魅力を引き立たせるかわいいプランターの作り方を紹介しましょう。
実は、多肉植物のプランターをDIYで作っている人も多いんです。 今回は門壁をモチーフにしたプランターを作ります。 どうです、本物っぽくてかわいくないですか! 個性的な多肉植物の魅力を引き立たせるかわいいプランターの作り方を紹介しましょう。
作るもの
プランターで使用する材料は、木工ではなくスタイロフォームという部材です。
聞き慣れない方も多いかもしれませんが、ポリスチレン樹脂を原料とした断熱材の一種で室内の壁、天井、床などの施工に使われています。
耐水性に優れていることから、プランターとしてもピッタリ。
しかも電動工具は一切使わずに、カッターだけで作れちゃうんです。
工作感覚で誰でも気軽に作れるプランターをかわいく仕上げるコツの塗り方も紹介します。

材料
- スタイロフォーム:厚み15mm(サイズは適宜)
- 強力接着剤 メガパワーマルチ(ロックタイト)
- プラスターメディウム(漆喰風)

作り方
SECTION.1
パーツを切り出し、組み立てる
デザインが決まれば、タイロフォームに油性ペンで下書きをします。
下書きの線に沿ってカッターでカットして切り出します。
デザインは展開図などを書き留めておくと、パーツが分かりやすくてスムーズに作業ができますよ。

パーツを切り出したら、断熱材に適した専用の接着剤を接合面にたっぷり塗ります。
専用の接着剤がない場合は、発泡スチロールやペットボトルで使う無溶剤・弾性接着剤でもOKです。

全体の組み立てができたら、背面の上部を曲線にカットしてエレガントな門壁の印象を出します。
曲線は一気にカットすると難しいので、カッターの刃を立ててざくざくと上下に細かく動かすようにカットしましょう。
窓枠の抜き出し方も曲線と同じような感覚でカットしてください。

1時間程度乾燥させた後、全体に丸みを持たせるためカッターで角を落としていきます。
今回は漆喰風に仕上げるので、大きめに角を落とせば全体に柔らかみがでます。
もし段差ができた場合は、切り落としてください。

丸くした角や段差の切り落としたところを中心に、サンドペーパーで軽く磨きます。
サンドペーパー型番は、#120をチョイスしてください。

SECTION.2
塗装してレンガの模様を作って仕上げる
漆喰風に仕上げるため、ターナーから発売されているミルクペイントのプラスターメディウム(漆喰風)を使用します。
2度塗りをするので、1回目はバターナイフを使って下地を整えるように塗っていきます。
2回目は、厚めに塗っていきます。

乾燥を確認できたら、レンガの模様を加工します。
幅10mmの工作材を使い、千枚通しなどの先端が尖った道具でレンガの厚み分の筋を刻んで、目地のようにします。
1度筋を入れた後に深みを増すため筋を足していきます。
縦の目地は、1個分のレンガのサイズ(1:2)を写した工作材を本体にあてて、交互になるように筋を入れるのを繰り返します。

レンガの模様ができたら、色を塗っていきます。
メイクアップスポンジに塗料を染み込ませ、軽く叩くようにして塗っていきます。
今回、レンガ風の色に選んだ塗料は、ミルクペイントのビンテージワインです。

今回、ヴィンテージ感を出すため、ミルクペイントのインクブラックとモルタルグレーの2種類を使います。
同じように軽くたたくような感じで塗ります。
インクブラックは汚れを、モルタルグレーは古めかしさを演出します。
塗料を上塗りすることでいろんなバリエーションを楽しむことができます。

プランターができたら多肉植物用の土を入れ、多肉植物の寄せ植えができたら完成です。
多肉植物をバランスよく植えるコツは、根っこの部分を軽くほぐし、軽く穴を掘ってピンセットを使って植えます。
大きいものから配置するようにしましょう。

SECTION.3
チェアタイプのプランターを作る
スタンダードな木工でのプランターの作り方を紹介します。
今回はチェアタイプのデザインで作っていきます。
材料は、ユーカリ材:5×60×900mm、ヒノキ材:5×15×900mmの2種類を使用します。
ノコギリでユーカリ材をカットし、パーツを切り出します。
写真は、多肉植物を入れるチェアの座面の部分です。

#120のサンドペーパーで磨いて面取りやバリを取り除きます。
その後、接着剤を塗って座面部分を組み立てます。

脚になるヒノキ材をノコギリでカットし、座面に取り付けます。前脚を取り付けた後に、後脚を取り付けます。
後脚の取り付けは端材などを前脚にあてながら、調整して取り付けるとガタつきがなくなります。
脚は長すぎると不安定になるので注意しましょう。

塗装して仕上げたら完成です。
塗装はヴィンテージ感の雰囲気をだすため、スタイロフォームのプランターと同じ方法で仕上げています。
木のぬくもりが印象的な木工のプランターもオススメです。

この作品を作るのに必要な材料
- スタイロフォーム:厚み15mm(サイズは適宜)
- 強力接着剤 メガパワーマルチ(ロックタイト)
- プラスターメディウム(漆喰風)
チェアタイププランター
- ユーカリ材:5×60×900mm
- ヒノキ材:5×15×900mm
材料は以下からご購入いただけます。
10件あります
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