接着剤は接着したいものに応じて使用するものが変わってしまいます。

何を接着したい！と明確に分かっている方から、いろんなものが接着できるものが欲しい方など、
用途によって使用する接着剤が変わっていきます。

長所、短所を確認して目的に合った接着剤を選んでください。

瞬間接着剤
＜　特　徴　＞ ・瞬間接着剤なので、秒速接着ができる。 ・用途ラインナップが広いので目的に応じた商品を選び使用することができる。 ・液状からゼリー状などあるので、幅広い場所に使用できる。
＜　注意点　＞ ・保管時にはノズルの拭き取りやキャップをしっかり締める。 ・衣類に付くと、発熱の可能性があり火傷の危険性もある。 用途・・・硬質プラスチック、金属、合成ゴム　など

木工用接着剤
＜　特　徴　＞ ・屋内に使用するにあたり、非常に安価な接着剤です。 ・屋内使用では接着力に優れた接着剤である。
＜　注意点　＞ ・水に弱いので、屋外や湿気が多い所では使用できない。 ・乾燥時間が多くかかる。 用途・・・木材、布、フェルト　など

エポキシ系接着剤
＜　特　徴　＞ ・作業内容により、硬化速度を選ぶことができる。 ・耐久性・耐水性・接着力に優れ、屋外でも使用できる。
＜　注意点　＞ ・2液タイプなので、分量を的確に計る必要がある。 ・しっかり混ぜ合わせないと、硬化しない。 用途・・・木材、金属、コンクリート、タイル、ガラス　など

弾性系接着剤
＜　特　徴　＞ ・幅広い素材の接着ができる。 ・屋外にも使用できるものがある。 ・接着剤に迷ったら選ばれることが多い。
＜　注意点　＞ ・多用途といえど、接着できないものもある。 ・他の接着剤と比べると高価である。 用途・・・多くの素材に接着できます。

ゴム系接着剤
＜　特　徴　＞ ・ゴム系の素材に対して、非常に強い接着力がある。 ・接着剤を塗布後、少し時間をあけてから張り合わせる（オープンタイム）。 ・貼り合わせ後、早い段階で実用強度を発揮する。
＜　注意点　＞ ・溶剤系のものを使用する場合、換気が必要である。 ・対象物を溶かしてしまう場合がある。 用途・・・合成ゴム、皮革、金属　など。

ビニール系接着剤
＜　特　徴　＞ ・ビニール系の素材に対して使用する。 ・乾燥後も被膜が柔軟なので、目立ちにくい。 ・接着剤を塗布後、少し時間をあけてから張り合わせる（オープンタイム）
＜　注意点　＞ ・ビニールと言ってすべて接着できるわけではない。 用途・・・軟質ビニール、皮革、合成ゴム　など。

接着剤は、接着するものを考えて選ぶ必要があります。
一概になんでも接着できる接着剤でも、接着しようとすると接着できなかったりします。
対象物の大きさや環境によって、変わってきてしまうので、接着剤の選定にお困りの点がありましたら、ロイモールまでお問い合わせください！