遮光と紫外線カットに効果的な
サンシェードの取り付け方

窓から差し込む夏の強い日差しは、室内温度を上昇させるだけでなく、インテリアの退色や劣化を招く原因にもなっている。猛暑の夏を迎える前に、日差し対策として導入したいアイテムのひとつが、遮光と紫外線カットに効果的なサンシェードだ。この記事ではサンシェードを設置するにあたって知っておきたい本体の種類、取り付け場所に適合した取り付けフックの選び方、サンシェードの基本的な取り付け方を解説する。エコで快適な夏の環境づくりに役立ててほしい。
サンシェード取り付けイメージ

このコンテンツでわかること

  • サンシェードの種類と特徴
  • 取り付け場所に合ったフックの選び方
  • 基本的な取り付け手順
  • シーンに応じた取り付け方のバリエーション
  • 便利な伸縮バンドの活用方法

こんな方におすすめ

  • 初めてサンシェードを取り付ける方
  • 室内温度の上昇を抑えたい方
  • 紫外線対策をしたい方
  • エコで快適な夏を過ごしたい方
  • ベランダやウッドデッキを活用したい方
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主なサンシェードの種類

通常タイプ

シェードの生地が高い密度で編まれていて、日差しと紫外線を80%以上カットできるものが一般的。強い日差しが差し込む窓辺に日陰を生み出し、室内床面温度の上昇を抑える。

通風タイプ

適度に間隔をあけた編み方を採用することで、通常タイプに比べて風通しをよくしたタイプ。日差しを遮りたいが、窓を開けて風を取り込みたいというニーズにピッタリのサンシェードといえる。遮光率を50%程度に抑えて、ほどよく日差しと風を通すタイプも用意されている。

雨よけタイプ

シェード生地の上に水をはじきやすいシートを縫い合わせるなどして、雨よけ機能を備えたタイプ。完全防水ではないものの雨の透過を大幅に減らせるので、突然の雨で洗濯物がびしょ濡れになるのを防いだり、軒下やベランダへの雨の吹き込みを防いでくれる。

ベランダタイプ

ベランダの手すりやフェンスに取り付けできる横長のタイプで、おもに目隠しとして使用できる。高い遮光性を備えているので、ベランダで育てている植物を強い日差しから守ることも可能だ。

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取り付け場所に対応するフックの種類

サンシェードの取り付け場所によって、使用できるフックの種類は異なる。取り付け場所を決めてから、適合するフックを用意しよう。

サッシ枠へ取り付ける

窓や雨戸のアルミ製サッシ枠への取り付けには、ネジを締め付けて枠をはさむタイプを使用する。枠の形状や厚みによっては取り付けできない場合があるので、取り付けるサッシに適合することを購入前に確認しておきたい。

サッシ枠用フック1 サッシ枠用フック2

シャッターボックスへ取り付ける

スチール製シャッターボックスへの取り付けで扱いやすいのはマグネットタイプの取り付けフック。強力なネオジム磁石を採用していて、耐荷重も2kg(2個使用時)までと十分にある。シーズンオフにはサンシェードとともに取り外しておくことができ、跡が残らないので賃貸でも安心して使える。

マグネット式フック1 マグネット式フック2

家の外壁(コンクリート、ブロック、レンガ)へ取り付ける

凹凸のないコンクリート壁などへ強力に固定できるのは、特殊接着ジェルとピンを併用するタイプのフック。フック取り付け面のジェルをライターなどであぶって温めてから粘着し、さらに中心にピンを打って固定する。

接着ジェル式フック1 接着ジェル式フック2

アルミ素材などへ取り付ける

アルミ素材を採用したパーゴラやカーポートへの取り付けには、両面テープの接着フックが対応する。取り付けは裏面の剥離紙をはがして押し付けるだけと簡単。アルミ材以外にも、ガラス、タイル、プラスチック、その他の金属などの平滑面に使用可能だ。

両面テープ式フック1 両面テープ式フック2

手すり、物干し竿へ取り付ける

手すりや物干し竿などパイプ状のものへの取り付けに適しているのがバンドタイプのフック。バンドを巻ける太さのものであれば、長さを調整してしっかりフィットさせることができる。

バンド式フック1 バンド式フック2
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サンシェードの取り付け方

サンシェードの取り付け手順を、ウッドデッキに面した掃き出し窓への設置を例に紹介する。

用意するもの

  • サンシェード(取り付けヒモ)
  • 取り付けフック(※今回はシャッターボックスへの取り付けのため、マグネットタイプを使用)
  • ウエイト
用意するもの1 用意するもの2
用意するもの3

斜めに張る場合

ウッドデッキやテラス、ベランダなどに面していて、人の出入りのある掃き出し窓にシェードを設置する。

斜めに張る場合の完成イメージ
STEP 1

フックを取り付ける

シャッターボックスを拭く

ウエスなどを使って、シャッターボックスの表面に付着した汚れや水分をよく拭き取る。

剥離シートをはがす

フック取り付け面の剥離シートをはがす。このとき剥離シートの下についている滑り止めシートを、一緒にはがさないように注意すること。

フックを取り付ける

ひとつめのフックをシャッターボックスへ取り付け。強力なマグネットを使用しているので、指をはさまないように注意する。

STEP 2

シェードを取り付ける

ハトメをフックに掛ける

シェードの端のハトメをフックに掛ける。

2つ目以降のフック取り付け

2つ目以降のフックは、先にシェードのハトメに掛けておいてから、位置を合わせてシャッターボックスへ取り付ける。

すべてのハトメを掛け終わった状態

シェード上部のハトメをすべてフックに掛け終えた。

STEP 3

シェードの下部をウエイトに固定する

取り付けヒモをハトメに結ぶ

取り付けヒモの一端をシェード下部のハトメに結ぶ。

ヒモをウエイトに結ぶ

取り付けヒモの長さを調整して、反対側の端をウエイトのフックに結びつける。

取り付け完了

シェードの張り具合を見ながらウエイトの位置を調整して、取り付け完了。

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取り付け方のバリエーション

まっすぐ垂らす場合

まっすぐ垂らす場合

普段はほとんど人が出入りしない窓で、外光をできるだけカットしたい場合には、屋外ブラインドとして窓の外側にまっすぐ垂らす取り付け方がおすすめ。このスタイルであればサッシとのすき間ができず、光線漏れはほとんど起こらない。

手すりなどに張る場合

手すりに張る場合1 手すりに張る場合2

シェードの下部を固定する取り付けヒモを高い位置にある手すりなどに結びつけると、大きい庇のように張ることができる。日差しを遮りながら風を取り込めるため、できるだけ窓を開けて過ごしたい場合に向いている。人の出入りもしやすい。

便利な伸縮バンドの使い方

伸縮性のあるシェード固定用バンドは、端部にフックやボール状の留め具がついていて、付け外しが簡単だ。バンドに伸縮性があるため、シェードが風にあおられたときなどに風の力を吸収し、生地への負担を抑える効果もある。

伸縮バンド

ウエイトに固定する

バンドをハトメに通す1 バンドをハトメに通す2

輪になったバンドの端をシェードのハトメに差し込み、ボール状のストッパーが止まるところまで通す。

バンドをウエイトに引っ掛ける

バンドをウエイトのフックに引っ掛ける。

バンドをストッパーに引っ掛ける1 バンドをストッパーに引っ掛ける2

折り返したバンドの輪をストッパーに引っ掛けて取り付けは完了。

シェードを巻き上げる

シェードを半分に折る

シェード下部のハトメを取り付けフックにかけて半分に折り返す。

シェードを巻き上げる

半分に折ったシェードを上まで巻き上げる。

バンドで固定する

固定用バンドやヒモで結束して、シェードが降りないように固定する。

巻き上げ完了

シェードを取り外さずに一時的に収納しておけるので、雨や曇りで室内を明るくしたいとき、風が強いときなどに、簡単に対応する方法として覚えておきたい。

※台風が接近するなど強風が予想される場合は、安全のためシェードを取り外すこと。

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